おすすめの漫画

バイトの休み時間に控え室で男女の会話。
「リアル、何巻まで読んだ?」
「今んとこ3巻」
「何でそんなに遅いのよ!面白くて先へ先へ行くものでしょ!」


リアル 1 (Young jump comics)

リアル 1 (Young jump comics)


もし僕がこの本を薦められたらどうしよう。
ヤンジャンで飛び飛びに読んだことがある程度だけど、あまり
好みの作品では無かった。
井上雄彦スラムダンクバガボンドも少し読んでみたけど
肌に合わない。


好みの問題なのです。
井上雄彦が支持されているのは客観的に理解できるし、売れて然るべき
作家だと思います。
ただ僕には合わないので読んでいない。これは仕方ない。


しかし自分の好きな作品、好きな作家を「好みじゃない」と言われたら
たぶん不快な気分になるだろう。
わざわざ人の好きなものを否定したくはないので話題に触れないのが
一番だけれど、面と向かって薦められたら避けて通れない。


まあ、幸いなことに僕に何かを薦めてくる人なんていないので
そんなコミュニケーションに悩むこともないのだけれど。


逆に、他人にお薦めを聞かれたら何の作品を挙げようか。
漫画はかなり読んできてるけれど、この一冊というのが思い浮かばない。
とりあえず自分の本棚を見る。
吾妻ひでおの「失踪日記」や「地を這う魚」は感銘を受けた。
でもこれ女の子には薦められないな。



三原順の「はみだしっ子」なんて30年来の好きな漫画だけど、さすがに
今から読むには作風が古いだろう。
山口美由紀の「V-K☆カンパニー」、那州雪絵の「ここはグリーンウッド
「ダーク・エイジ」なんかも20年経ってる。
陸乃家鴨の「一緒に暮らすための約束をいくつか」、これもエロ入りだから
無理だ。先に挙げた3人と同じ、花とゆめ出身漫画家なのだが。


一緒に暮らすための約束をいくつか 1 (芳文社コミックス)

一緒に暮らすための約束をいくつか 1 (芳文社コミックス)


あと最近読んだので気に入った漫画は安永航一郎の「青空にとおく酒浸り」。
安永まだ元気だなと嬉しかった。
これも他人にお薦めできる作品ではないけれど。


青空にとおく酒浸り(7) (リュウコミックス)

青空にとおく酒浸り(7) (リュウコミックス)



漫画ずっと読み続けて、高校では漫画研究部の部長までやってたし漫画喫茶で
バイトもしていたけれど、お薦めひとつ挙げられないようじゃダメだな。