和田慎二さん61歳

第一報は野間美由紀がツイッターで。
裏が取れないので誤報じゃないのかと混乱していたけど
ついに公式発表が出てしまった。
誤報であって欲しかった。
漫画家って長生きしないなあ。実に残念だ。


超少女明日香 (第1巻) (白泉社文庫)

超少女明日香 (第1巻) (白泉社文庫)


和田慎二の作品を最初に読んだのは「超少女明日香」か
スケバン刑事」のどちらか。
単行本を読んだあとに花とゆめ本誌でも読み始め、
梁山泊編が始まるあたりだったので、資料を調べてみたら
'80年らしい。僕が小2の頃だ。


姉の本棚にある漫画を片っ端から読んでたので、その頃の
思い出は少女漫画の方が多い。
特に和田慎二柴田昌弘は男性作家ということもあって
大きくハマって、多大な影響を受けた。


'95年前後だったと思うけど、自分の中で再ブームが起こって
和田慎二の作品を買い集めた。
マーガレット時代の作品をいくつか未読だったのも、このときに
ほぼコンプリートすることができた。
ただ「ピグマリオ」だけはどうも好みに合わずにスルーした。
ファンタジー系はどうも苦手だ。


銀色の髪の亜里沙 (花とゆめCOMICS)

銀色の髪の亜里沙 (花とゆめCOMICS)


'99年、コミックフラッパー創刊。
竹本泉とか新谷かおるとか昭和の漫画家ばかりよく集めたなと
冷やかし半分に手に取ってみたけど、そこに超少女明日香
新シリーズが連載されたのが嬉しかった。
最終的にどうなったんだろう。完結してないよね?
ぜひ完結編まで読みたい作品だったのだが、先生の逝去で
それはもう叶わぬことに。




柴田昌弘は既に漫画家を廃業したらしい。
吾妻ひでおは不思議なポジションを得てしまって、安定してるのか
どうかわからないけど仕事は続けてる。
竹本泉はそのへんの作家よりも一回り下の世代ではあるが、
それでも既に大ベテランの部類。あいかわらず描き続けてる。


50代、60代の先生もまだ頑張ってるんだ。
まだ30代の僕も頑張らねば。