停電と地震

いよいよ初めての停電。19時から全消灯。
4日ぶりに通常番組が戻ってきて、バラエティ始まるぞと
思った瞬間に消えた。
テレビは携帯のワンセグで見られるからいいのだけど。


せっかくだから外出してみた。
徒歩圏内に信号機もコンビニもないので大きな変化はなし。
しかし街灯が消え、家から篭もれるテレビの音もないのは
どこか異様な光景だ。
まるで「どくさいスイッチ」を押して1人きりの街になって
しまったかのような違和感。


停電は1時間55分で終わった。
いろんな電化製品の時計を合わせ直さねばならない。
これ今後も毎日やらなきゃならないのかな。




そんな夜、ついに地震が静岡にもやって来た。
大きく揺れた。
一昨年に震度5を経験してたので、それよりかはまだ穏やか
だったけれど、何せ東北の映像を嫌ってほど見た直後。
このへんも海岸沿いで津波の危険が叫ばれてる地域。

大きかったけれど、家庭内に被害はなく津波警報もなし。
無事にすんでよかった。
と思ったら、父の部屋の本棚が倒壊してた。
自家製ゆえに脆くて一昨年の地震で既に傾いていた。
「直さなきゃ危ないね」と言いながら放置してた。
文庫本が山のように散乱する。
夜中だしとりあえず廊下に積み上げて片付けた。
狭い廊下が更に狭くなる。
これ非常時の動線を塞がれるよ。いよいよ危険な家だ。