HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP

HEY!HEY!HEY!という番組、'94年10月放送開始で16年を越える
長寿番組になってる。
しかし最近の音楽業界が不作なのか、懐メロがメインに。


今日の放送分では'83年1月のヒット曲。
小4の3学期だ。
近藤真彦の「ミッドナイト・ステーション」とか、堀ちえみ
「とまどいの週末」とか、曲名を聞いても覚えがない歌が
流れたけれども、知らないはずなのに何故か歌える。
歌詞がすらすら出てくる。


子供の頃の記憶って根強いんだな。
当時たぶん歌ってて覚えたので、今はもう忘れたはずでも
脳内に記憶が保存されていたのだろう。
それを思うと、10代の頃にもっと勉強しておけばよかったかも。


THE MATCHY?best songs for you 「堀ちえみ」SINGLESコンプリート ザ・ベストテン 1982-1983 青春歌年鑑 1983


アニメを見てても主題歌に懐メロが使われてる。


それでも町は廻っている」のOPは「DOWN TOWN」のカバー。
ひょうきん族で知られたあの曲だ。
それ町の地上波放送は平日深夜だそうだが、BSでは土曜日。
土曜の夜にこの曲が聴けるのは胸が高鳴る。


オオカミさんと七人の仲間たち」は半年前に放送されてた
そうで、スルーしてたけどAT-Xでの再放送を何となく見てみた。
そしたらEDが「赤頭巾ちゃん御用心」だ。
'78年にレイジーがヒットさせた曲。
リアルタイムでは聴いてなかったけど、7〜8年後の音楽番組で
初めて聴いて気に入った。
同世代曲では無いのでそこまでの思い入れは無いけれども、
今回のカバーはアレンジもいいし、作品イメージにも合ってる。


赤頭巾ちゃん御用心

赤頭巾ちゃん御用心


知らないうちにアニメの主題歌に懐メロが使われてるケースが
他にもあるのかしら。
検索してみた。すると「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」が
レベッカの「フレンズ」をカバーしてる。
原作を知ってるので、そのうち見ようと思ってたアニメだ。
これも新房昭之か。監督の思うつぼにハマるのは悔しいな。


フレンズも格別の思い入れがある曲。
これが収録されてるレベッカの4thアルバム「Maybe Tomorrow」を
高校生のときはひらすら繰り返し聴いていた。
音楽はアルバムで聴くもの、という観念を教えてくれた1枚。


IV?Maybe Tomorrow

IV?Maybe Tomorrow


動画サイトでOPだけ見てみた。
さすが新房、映像は良かったけれども肝心の音楽が今ひとつ。
原曲が好きなせいかもしれないが、どうも気に入らない。
もっと大胆にアレンジすればよかったのに。


「フレンズ」は過去に実写ドラマの主題歌に2回ほど使われてる。
'85年、中山秀征主演の「ハーフポテトな俺たち」ED。
'99年、広末涼子主演の「リップスティック」OP。
どちらも効果的な使われ方をしていた。
リップスティックは野島伸司作品。野島も懐メロを好んで使う人だ。


そのうちもっと若い監督が作品を作るようになって、90年代や
00年代の曲を懐メロ扱いで使用するようになるのかしら。
世紀末オカルト学院」では既に、'99年のヒット曲を積極的に
使っていたけれど、まああれは舞台設定の関係もあるわけで。