他力本願
図書館で借りてきた押井守の本を読む。
ビジネス書みたいな構成で、仕事の方法論を語ってる。
なんか押井らしくないな。
スカイ・クロラの頃に出た本なので、それになぞらえた
話ばかりで、それほど面白くはない。
だが最後におまけのように書かれた押井守の生い立ちは面白い。
親の再婚、学生運動に没頭した学生時代、アニメの仕事を
するようになった経緯、妻に出て行かれて娘との別れ。
とどのつまり、押井守に興味をもつ人間じゃないと読む価値は
あまり無い本だが、興味があるならばぜひ読んでおきたい一冊。
- 作者: 押井守
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 67回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
攻殻や人狼も面白かったけど、僕にとっての押井といったら
やっぱりビューティフルドリーマー。
「100万人が1回ずつ観る映画も、1万人が100回観る映画も同じ」
と押井は言ってるけれど、まさにビューティフルドリーマーは
100回は観たと思う。
映画館では小6のときに1回観たきりだが。
あのときの衝撃は昨日のことのように鮮明に残ってる。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2002/09/21
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 390回
- この商品を含むブログ (346件) を見る