CoCo

昔はよかったと　ぼんやり云うような
大人になんてなりたく　ないけれど

動画サイトでCoCoが歌う姿を見てたら、しんみりしてきた。
'89年から'94年まで活躍した女性5人組アイドル。
売れなくなったら自然消滅するのが常のジャンルでありながら
CoCoはラストシングルをリリースし、解散コンサートをおこなって
綺麗に終わったグループ。

それほどCoCoに入れ込んでたわけではない。
CDは買ってたけどコンサートには行ったことない。

しかし他のアイドルよりもCoCoには思い入れが強い。
CoCoと同じ乙女塾出身であるribbonやQlairも好きだったけど
何でCoCoばかりこんなしんみりするのだろう。
やっぱり最後を締め括ってちゃんと終わったというのが
印象に強く残る原因だったのかな。

「時間は過ぎ去る」　そんな約束を
誰もみな神様と　交わして生まれた

解散から16年。
メンバーの中で三浦理恵子だけはまだテレビで見る機会も多い。
宮前真樹と羽田惠理香もしぶとく生き残ってる。

彼女たちは僕と同い年、又は1歳だけ年下。
そんなところも感情移入できる要因のひとつなのかもしれない。
20歳も下のAKB48を見るのとは目線が違う。
AKBも嫌いじゃないし、かつてはモー娘やおニャン子なんかも
好きだったけど、やはり同世代というのは格別の意味を持つ。

Oh, My treasure　いつかは　こんな気持ちのぜんぶを
かけがえなく思える　そんなときがくるはずだから

過去のアイドルが時間を経て期間限定の再結成とかするケースが
あるけれど、たぶんCoCoはそんな声もかからないんだろうな。
それでいいのだろう。
始まりがあって終わりがある。終わりがあるから思い出に残る。

You're my treasure~遠い約束