FNS歌謡祭

ある程度最近の音楽も知っておかなきゃいけないかと思うのだけど
どうやら世間でも昔ほどには絶対的なヒット曲も無いらしく
年末の歌謡祭だというのに過去曲ばかり。
過去曲を聴くとその当時の自分を思い出しちゃって、懐かしむよりも
今は落ち込みのきっかけになってしまう。


浪漫飛行」や「あー夏休み」が流行った'90年、僕は高3。
90年代という新時代の到来に夢を馳せていた。
浪漫飛行(B面東日本向け) 
その翌年、「どんなときも。」がヒット。
人生の足踏みを始めた頃だったけど、それでもまだ何とかなるだろうと
槇原の歌声を聴きながら楽観視していた。
こんなはずじゃなかったと思い始めた'98年、「夜空ノムコウ」。
あの頃の未来に 僕らは立っているのかな・・・
そんな歌詞が胸に響いた。
SMAPの中居君と木村君は僕と同い年。
成功者である彼らは"あの頃の未来"に立ってるのに、僕は何で
こんなところで燻っているんだろうと落ち込んだ。


90年代の曲だけが僕を落ち込ませる。
だからといって80年代や70年代の曲を聴いても、新鮮味がない。
あの頃のジュリーかっこよかったよな、という感想もいい加減
言い飽きたような気がする。
こういう懐メロVTRで乙女塾とか出て来ないものかな。
90年代音楽でも、そこだけは落ち込まずに聴けると思う。