通夜

おくりびと」という映画は見てないけど、納棺師という職業が
あるということはそれで知った。
その納棺師がやってきた。実際にあるんだな。
何度も葬儀に関わってるうちの両親も初めて見たという。


本木雅弘のような人ではなく、若い女性が3人。
ちょっと古めのデザインのナース服みたいなのを着て、髪は全て
後ろにひっつめて束ねてる。


まずは見せられない部分ということで、フスマを閉めて作業。
親戚の叔母さんいわく、「最近うちの父の葬儀で納棺師が来て、
そこはフスマの無い部屋だったので作業が見えたけど、それはもう
グロかったよ」だとか。
要は死体が腐らないように体内のあらゆる液体を根こそぎ出して
しまう作業らしい。
何かをトイレに流しに行ってた。


その後は死に装束を着せる儀式。
ひとつひとつの作業を親族も手を貸しながら、儀式的に行う。
脚絆の紐を締めたりとか。
死に化粧も済ませて、綺麗に仕上がった。
いい仕事する納棺師だ。しかし大変な職業だなこれ。




通夜では受付を任される。
昨夜、念のためインターネットで通夜の受付の心得を読んでおいた。
真面目な顔した関係者を装った香典ドロに気を付けろ、だそうだ。


姉の旦那と組んで受付をした。
それなりに何度も会ってる人なのだが、まだ何て呼び掛けたら
いいのかよくわからない。
「お義兄さん」なのか?名前+さん付けか?


3歳下の従兄弟が奥さんを連れて来てた。
中国人女性。話には聞いてたけど、それなりにチャイナ美人。
日本の葬式とかどう感じてるんだろう。