歳末取締り

うう、5年ぶりに警察に青切符を切られてしまった。
自分の前後でも何台もの車が捕まってる、入れ食いのような場所。
みんな無謀運転というわけでなく、歩行者にも対向車にも危なくない
自然な交通の流れだったのに。
警察も汚いな、ノルマこなすためにああいう場所をキープしてるんだろうな。


そこから数100m手前で交通事故が起きてて、その処理中に行き交う車を
交互通行させるために一般人が暗闇の中で車を捌いてた。
警察はあっちの事故現場に行ってやれよ。
交通安全より違反者製造の方が忙しいのか。


暗い一本道で警察が車を次々と停めてるから飲酒検問かと思った。
飲酒なら何も後ろめたいところは無い。
1年さかのぼってもアルコールなんて出て来ない。
それが一時不停止と言われ、え、え、え、って焦ってるうちに免許を持って行かれる。
免許は提示の義務はあっても渡す義務は無い。
そういう知識っていざ実践のときにアドリブで発揮するの難しい。


流れ作業のように青切符を作成してる間に落ち付いて考え直し、今からでも
否認をしてみようと考える。
警察は案の定、居丈高に責めてくる。
ましてこっちが最初にうっかり否認をしなかったのでそこを重点的に揚げ足取り。
でも負けないよ、子供の頃から説教やイジメには慣れてるんだ。


粘って粘ってようやくサインせずに免許奪還!
と思ったら後から出てきた中ボスにまた免許を持って行かれる。
ああ、せっかく取り戻したものを話の流れでつい。
これだから警察と新聞拡張員振り込め詐欺には会話をしちゃダメだ。
自分の主張を述べたらあとは黙秘。


針のむしろの中での持久戦には負けないつもりだったけど、かねてから持ってる
精神疾患の方が音を上げた。
手足が震えて胃のあたりが異常な感覚。まずい、死んじゃう。いや死なないけど。
40分粘ったところでもう帰りたくてサインした。
まあ最初からサインしてても粘っても同じ金額と同じ点数の罰なんだし、だったら
言いたいことは言わなきゃ損だ。


どんな理不尽な取締りを受けても泣き寝入りしてたけど、警察のやり方にも
問題があったり、法律を捻じ曲げた解釈で好き勝手やってるというのも
いろんな本で知った。
しかしそういう知識を得るようになったここ5年間は安全運転の優良ドライバー
だったから知識を実践する機会が無かった。
いざ知識を使おうとしても難しいね。警察官は最初から会話とか説得とか
するつもり無い上に詭弁には長けてるのだから。素人じゃかなわない。


とりあえずもう二度とこんな理不尽な仕打ちを受けないように、またそのへんを
勉強し直しておこう。相手が権力者だろうと何だろうと、丸め込まれないように。