クライマックスシリーズ

プロ野球、今年で4年目を迎えるプレーオフ制度が未だに楽しめない。
今年からセントラルまで足並みを揃えやがって。あほかと。
「スタンドも満員で、クライマックスシリーズは大成功ですね」とか
テレビで語られてるのを見ると、安いお菓子で手なずけられてる子供
扱いされてる気分でむずがゆい。


そりゃ日本シリーズ進出がここで決まるルールだから見るよ。
試合自体はそりゃ大きな意味があるから盛り上がるけど、それによって
掴める栄光の意味ってのは昔に比べたらスケールダウンしちゃってる。


野球に限らず全てのエンターテインメントがこういう安易な方向に
転がっちゃってるのでは無いだろうか。
バラエティ番組も昔は趣向を凝らして、台本や大道具やいろいろと
準備を重ねて、練られたコントを作ってたと思うけど、最近は
一発ネタが次から次へと使い捨てられてる。
「欧米か!」とか「オッパッピー」とか、その場限りを凌げれば
何とかなるような小手先のものばかり。


多チャンネル時代でザッピングされるから結論を急ぎたいってのは
あるのかもしれないけど、プロ野球クライマックスシリーズ
「面白いのを作りましたよー」みたいなでっち上げの名勝負な感じで、
スポーツ本来の面白味からは遠ざかってるような。


このまま野球を語ってると球団拡張論とかドラフト制度とか外国人枠とか
無限に言いたくなりそうなのでとりあえずここまで。