げんしけん2

スカパー、キッズステーションで「げんしけん2」開始。
地上波のチバテレビテレ玉などからわずか3日遅れのスタート。
18日遅れだった「さよなら絶望先生」に比べたらほぼ同時進行
なのはありがたい。
この、独立U局ネットというジャンル自体は何だか微妙な
イメージのままなのだが。


げんしけんは第1シーズンから3年ほどの間を起き、原作もとっくに
終了して、スピンオフ作品のくじびきアンバランスも終わってからの
第2シーズン製作。
それだけでも今更な感じだが、せめてもの目玉は第1シーズンでは
まだ未登場だった荻上の参加。
原作では終盤に向けてだんだん重要な人物になって行くので、
荻上のいるげんしけんを再びアニメで作るのは有りだろう。


しかしくじびきアンバランスのDVDのボックス購入特典で同梱された
特別版のげんしけんで既に荻上はアニメに登場しちゃってるそうだ。
おかげで今回のげんしけん2ではもう居る状態からスタート。
これまた中途半端な。
あげく1話目は原口がオタク特有の嫌な面を見せまくる話。
これ原作知らずに見た人はもう付いてこないのでは?
僕も第1シーズンのアニメを、原作知らないまま見て気に入って
原作に移行したものなので、そのへん気になる。


原作の存在はアニメを見るまで知らなかったが、木尾士目という作者は
「四年生」を連載してた頃に知ってた。
どうもアフタヌーンとスピリッツ出身の作家には勝手ながら仲間意識
みたいなものを感じる。
同じホームの出身者みたいな。ただの読者のくせに。
ジャンプとかヤンマガの方が長いこと読んでるはずなんだけど、そっちは
何故かアウェー感を持ちながら読んでる。
80年代の終わりくらいまではホーム意識を持ってた「花とゆめ」が、
最近見たらめっちゃアウェーになっててちょっと寂しかった。