シガテラ

シガテラ(5) (ヤンマガKCスペシャル)
稲中卓球部を読んだことがない。
好きとか嫌いとかじゃなくて、たまたま読む機会に恵まれ
なかった。他の古谷実作品も全然読んでなかった。


たまたま人を待つ時間潰しのために漫画喫茶に入ったとき、
さて何を読もうかと思いつつ、おお振りの続きでも読もう
かなと本棚を探したらどうにもみつからない。
誰か読んでる最中かな。
そこで目に止まったのが古谷実の「シガテラ」。
ここ最近カイジ目当てにヤンマガを手に取ったとき、ついでに1〜2度
見た覚えのある漫画だ。


予備知識もなくたいした期待もなく何となく読んだこの漫画、意外と
面白くて不意打ちを食らった。
適度に夢を見せつつ、断続的に鬱展開で打ちのめされる。
安達哲の「さくらの唄」を読んだときと似た感じのモヤモヤ感。
あれもヤンマガだった。侮り難しヤンマガ


小学館集英社漫画誌はよく読むのだけど、講談社にはなかなか
縁がなかった。
しかしサンデーから追い出された久米田康治がマガジンで新連載。
いよいよ僕もマガジンを手に取って読んでみましたよ。
だって久米田が赤松と同じ本に描くんだよ。下記参照だよ。
http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/text/m/index2.html
久米田の漫画、サンデーでやってた改蔵とまったく同じテンションで、
それでいいんだかどうだか。