野球マンガ

野球好きでありマンガ好きである。必然的に野球マンガ
を見る。水島新司の昔の作品は何度読んでも面白い。
最近の作品はアレだけど。
あとは島本和彦の「逆境ナイン」や満田拓也の「MAJOR」
あたりか。
MAJORの引き伸ばしっぷりには辟易してるが。

スポーツを題材にしたマンガってのはその時点で舞台が制限されて
難しいのだろう。
川原泉の「甲子園の空に笑え」や「メイプル戦記」は川原マンガと
しての面白さはあったけど、野球的な面白味には欠けてた。
那須雪絵の「天使とダイヤモンド」なんかもつまらなかった。
作者は好きなのに。
やっぱり女に野球マンガは無理なのかな？
女子野球って全然普及してないもんな。女でも実際にやってる
バレーや水泳のマンガだったら秀作もあるのだから。

そんなわけであまり期待しないで読んでみたひぐちアサの
「おおきく振りかぶって」。意外と面白かった。
男性誌連載ってことで先に挙げた花とゆめ連載作品とは立場が違うん
だろうけど。
「ヤサシイワタシ」を描いてたひぐちアサが野球マンガを描いてるって
いうんで
それなりの情景を予想して読んだら、ちゃんと正面から野球そのものを
描いてて意外な印象。
まああの絵柄とキャラ設定には食わず嫌いしちゃう人もいそうだけど。
まだ1巻しか読んでないので総合的な感想は置いておくけど、とりあえず
2巻が見たい。