北の狼南の虎

北の狼南の虎

男は誰もヒーローだから 泥に塗れて耐えるのさ
明日を目指す俺達に 優しい奴は風ばかり
素振り千回腕が折れても 
死ぬまで馬鹿になってみろ
街の小さなグランドに 今日も聞こえる野球狂の詩


いいね。すこぶるいい。スカパーで「野球狂の詩」を
やってるんだけど、水木一郎の歌う哀愁の篭ったテーマ
ソングがまた何ともいい。


野球狂の詩は昭和53年、フジテレビにて月イチ放送。夜8時から1時間枠の
アニメという異例の作品で、それだけドラマも深く掘り下げられてた。
女性投手の水原勇気編が有名だが、それ以外の単発モノの方が好き。
今日はその中でも傑作の呼び声高く映画化もされた「北の狼南の虎」を
フジテレビ739にて観賞。
幼児の頃に捨て子として別々の親に拾われた2人が、片や会社経営者の夫婦、
片やヤクザに拾われて数奇な運命を辿りつつ、プロ野球の場にて対決する
という物語。
うーん水島新司も昔はこういう深いドラマを描けてたんだなあ。
最近じゃ超人野球の脳内オールスター戦みたいな漫画しか描けてないけど。