キャッチフレーズ

さてバレーボール、何が気になるって中継内で連呼される選手たちの呼び名。
普段一般視聴者がVリーグを見てるわけでもないし、こういうわかりやすい
キャッチフレーズというのも有りだと思う。

  1 吉原知子 ニッポンの情熱・最後の挑戦!
2 辻知恵 チームを支えるママさんセッター
3 成田郁久美 帰ってきたニッポンの切り札
4 佐々木みき 孤高の天才 ファイティング・レオ
5 大村加奈子  流れを変える跳躍娘
7 竹下佳江 世界最小・最強セッター
9 高橋みゆき 世界が恐れるニッポンの元気印
12 杉山祥子 変幻自在!スピード&ビューティ
13 大友愛 ニッポン待望のウルトラセンター
14 大山加奈 新時代の大砲 パワフル・カナ
16 栗原恵 進化する19歳 プリンセス・メグ
18 木村沙織 スーパー女子高生!
柳本晶一 ニッポンバレー復活請負人
バレーでこういうのって日テレが'01年にグラチャン中継したときにやった
のが最初なのかな?
「ハイティーンモンスター」とか「くまちかボンバー」とかいうあれ。
長いこと日本バレー界を一局で支え続けてきたフジテレビが他局の後塵を
拝すことになるとは。
でも今回見てるとやっぱりTBSよかフジだねバレーは。


まあニックネームと言えばやっぱりプロレスを思い出すわけで、バレーの
とって付けたようなネーミングを見てると、レスラーのキャッチフレーズを
考えた人は偉大だなあと思う。
「人間発電所ブルーノ・サンマルチノ、「仮面貴族」ミル・マスカラス
喧嘩番長」ディック・スレ−タ−、、「狂乱の貴公子」リック・フレア−、
「荒法師」ジン・キニスキー、「殺人医師」スティーブ・ウイリアムス
名前聞くだけでわくわくしてくる。
80年代に入ると古舘伊知郎の登場により更にとんでもない方向に進んで行く。
「筋肉の二世帯住宅」とか「戦うワシントン条約違反」とかもはや超越した
ネーミングセンス。あの人ニュース読んでる場合じゃないよ。
だって「殺戮の微熱青年高田延彦のキック攻撃が「わがままなヒザ小僧」。
もはや意味わかんないけど何か凄いよ。


あとネーミングのウィットでは神取忍の「ミスター女子プロレス」とか
女子プロレス最強の男」なんてのが上手いなと思う。
検索してみたら、もう「女なのにミスター」とかそういう注釈無しにみんな
普通に敬称で使ってるのね。そこまで一般化してたか。
スタン・ハンセンの「ブレーキの壊れたダンプカー」を元ネタに軽量選手の
邪道が「ブレーキの壊れたファミリア」と自称したのもいい。
センス・オブ・ワンダー