武蔵野でジヤトコの試合。6-1で横河に快勝。まいったか。
仲間の車に乗り合わせて早々に帰宅。カーナビ付きの車でテレビも見れる。
車の中で西武・伊東の引退セレモニーを見た。
ああ伊東もとうとう引退か。


'81年にプロ入りして22年。僕がプロ野球ファンになって本格的に見るように
なったのが'81年だった。
僕もけっこう長いこと野球を見てきたと思ったが、その間ずっと伊東はそこにいた
ということか。なんかすごい。
「ホームベースは男の砦、矢よりも速い送球で的を刺す、闘志だ伊東、ホームラン」
伊東のテーマ曲を聞くと黄金時代のライオンズを思い出す。
秋山、清原、石毛、渡辺、工藤、みんないなくなったライオンズからとうとう伊東も
辞めるとなると、ああひとつの時代が終わったなと感じる。
あの青いユニフォームは他球団ファンにとって脅威であり、倒すべき目標だった。
'87年、'90年、'92年の日本シリーズをリアルタイムでテレビ越しながら観戦
できたことは、自分がこの世代に生まれたことをこの上なく感謝したいくらいに
プロ野球ファンとしての至福の幸せだと思ってる。


「ファンや仲間に感謝します。家族に感謝します。そして伊東勤に感謝します」と
伊東は引退のスピーチで言った。
自分で自分に感謝。悔いなく自分の仕事をやり遂げた人だからこそ言える言葉。
かっこいいなあと感動させられた。