今日もまた自転車で海岸線。
今、白いビキニって流行ってるんですか。毎日数人は見ます。エロティック。
夏のエロチカと言えば、Tシャツで海水浴場のシャワーを浴びてる女性4人が
いたのです。20代前半くらいでしょうか。
きっと友達同士で海を見に来て、その場のノリで水着も持たずに海に入って
しまったのでしょう。
ブラ透けも隠すことなく堂々とシャワーを浴びるその姿に、ああ楽園の夏は
見えてるとか見えないとか、そんなことは些細なことでしかないのだなあと。


いつも海岸を通るたびに、ボーっと肌を焼いてる中学時代の同級生2人を見る。
いかにもモテなくて働いてない感じ。
なるべく挨拶するだけで素通りしてるのだが、毎日そうしているのも失礼
かなと、つい声をかけてしまった。
やっぱり会話してもつまらない。車の話とかパチスロの話とか。
ああやっぱり声なんかかけるんじゃなかった。と思いつつ愛想笑い。


台風が近づいてるせいか波も高い。港の岸壁に面白いくらいに高波。
さすがにいつも大勢いるウィンドサーファーも今日はほとんどいない。


やがて太陽も駿河湾の向こうに沈んで行き、漆黒の闇に波の音が涼しい。
海岸沿いのランニングロードも真っ暗だ。
御用邸記念公園の脇にあるベンチのところだけに街灯がついてる。
ベンチに座って深呼吸しながら柔軟運動。
しかしこんな真っ暗だというのに女の子が2人、ベンチのところで宿題を
広げてるんです。
小学生かと思うくらい小さかったけど、数学がどうのとか言ってたから
たぶん中学生。
打ち寄せる波の音と真っ暗闇の中で街灯に浮き上がるベンチに2人の少女。
不思議の国の午後7時に迷い込んだ気がした。