天気もいいので行くあてもなく自転車で出かけてみた。
とりあえず海岸線を走る。
夏が始まったのが遅れてたせいか、まだまだ海水浴客は多い。沼津の海岸でも
平気で白ビキニとか着るものなんだなあ。


海岸を南下して国道414号線沿いを走る。抜け道もない一本道ゆえ夏になると
慢性的に渋滞する道。みんな伊豆の海や山へ行くのだろう。
渋滞の横を自転車ですり抜けつつ走る。


伊豆箱根鉄道(通称・伊豆ッパコ)の韮山駅付近では韮山高の女生徒が多く
歩いてた。
創立130年を数える県内一の伝統校であるせいか制服もモデルチェンジせず、
黒いスカートに白いブラウスのみ、リボンの類はまったくない地味な制服。
しかしそのシンプルさが夏の照りつける太陽の下の田園風景によく似合う。
吉田拓郎の「夏休み」が似合いそうな情緒あふれる風景。
この伊豆の景色が好きだ。


三島・長伏の市民プール前を通りつつ夕暮れの道を家路に就く。
小さい頃から中学生くらいの頃まで毎年来てた市民プール、今見るとこんなに
小さかったのかと思うくらいに貧相。
そういえば海が近いせいかどうか知らないが、このへんのプールはどこも貧相。
どこかで久々に思いっきり泳いでみたいものだが。
高校のプールは50mある大型プールだった。夜中にでも忍び込んで泳ぎに行って
みたいものだ。