日曜に雪の中を車で走りつつ立ち寄ったコンビニで「恋人はサンタクロース」が
流れてたんですよ。それが何故かグッと来たんですよ。
数年振りに見る雪の中、厚木基地を右目に見ながら走ってたところで聞いた
ユーミンサウンドです。「中央フリーウェイ」とかのイメージも被って来ます。
「恋人はサンタクロース」って曲に特別な思い入れがあったわけじゃありません。
ウィンタースポーツも全然やらないし、ホイチョイ映画も一本も見たこと無いし。


でもこの曲は僕が高3の頃の曲で、それでなくとも高校生の頃に流行ってた曲って
好きとか嫌いとか抜きに郷愁を感じさせるじゃ無いですか。
バービーボーイズとかジッタリンジンとか僕の中じゃ特別扱いですよ。
そんな音楽を、雪を見て舞い上がってる中で聞いたらそりゃ琴線に触れるものが
あるともいうものです。
そこで気になったのが、この「恋人はサンタクロース」を歌ってるのがユーミン
声じゃ無いんです。若い女性の声です。
技巧に富んだユーミンの声でなく、純粋さも感じさせるような若い声ゆえに感じる
ところも多かったのかもしれません。誰が歌ってるのか知らないけど。


その歌手名が今日、偶然にも知ることができました。島谷ひとみでした。
何だかがっかりです。
島谷が気に入らないとかじゃありません。この人、「亜麻色の髪の乙女」を歌って
ヒットさせたじゃないですか。その人がまたカバーですか。カバー歌手ですか。
違うでしょ、あなたはパピヨンとかシャンティの人でしょ。
安易なカバーで思い出した。市井紗耶香の再デビューもフォークソングの安易な
カバーアルバムだった。
あの一枚で市井は再デビューに失敗したようなものだ。もったいない。


今の高校生は十年後にこういった曲などを思い出したりするのだろうか。
それほどのものでもないか。
でもよく考えたら十数年前に僕らも小泉今日子が安易にカバーした学園天国を
聞いてたわけで。