糸井放出

ツイッターを開いたらダルビッシュが「糸井さんトレードとかありえん」とつぶやいてる。
ええっ、まさか糸井が。
日ハム糸井・八木と、オリックス大引・赤田・木佐貫が2対3のトレードだそうだ。
全員1軍レギュラークラスの大型トレード。


しかし今の日ハムでは一番といってもいいくらい、名前で客を呼べるスター選手である
糸井を出すとは。


西崎を放出したり、片岡や小笠原がFA宣言したときに大して引き止めなかったりと
高年俸選手の流出はよくある球団。
移籍した選手は最初こそ活躍するけど、すぐに下り坂になる。
逆に日ハムが獲得した選手はもう過去の人かと思いきや、そこから活躍したり。
稲葉や坪井のように。
西崎と交換で来た奈良原も8年間活躍してくれた。


糸井はポスティングでのメジャー行きを求めて契約更改が難航してた。
日ハムの外野は陽岱鋼中田翔が定着し、むしろ糸井が抜けて椅子が空いた方が
若手育成にもいいのだろう。
大谷の打者転向って話もあるわけで。


大引はスタメン遊撃手を任せられる選手。
オリックスとしては糸井が獲れるならと慌てて差し出してしまったのではないかと
思えるくらい、日ハムに嬉しい補強ができた。
田中賢介アメリカに行き、金子誠も年齢的に通年での活躍は難しいところへ
大引の加入は大きい。
個人的にはここで奮起して金子の復活を期待したいところだけど。


総合的に悪いトレードではないと思うのだけど、しかし感情的には糸井だけは
出して欲しくなかったな。
糸井が打者転向して最初に1軍で打席に立ったのが2006年のアジアシリーズ
その試合を球場で生観戦してた。
いつの間に糸井が野手に、とその場で知ったくらいに日ハム情報を追ってなかった
僕だけど、そこからの糸井の躍進はしっかり見てきた。
京都出身・近畿大卒の糸井だから、京セラドームで更に活躍してくれ糸井。