証券用インク

漫画執筆の基礎知識はほとんど中学時代に仕入れたもの。
昭和の頃の知識で現代に通用するのかしら。


証券用インクくらいだったらどこでも入手できるかなと
思ってたら、近所の文具店に無い。
やっぱり画材屋まで行かなきゃだめか。


沼津にも一応、なんでも揃う画材屋はある。
しかしイシバシプラザは駐車場が有料なので、どうしたものかと
迷っていた。
インクひとつ買うのに駐車代ももったいないし、少し離れた
無料駐車場に停めて歩こうか、それもケチくさいな。


1000円分の買い物で1時間無料だと勘違いしてた。
実際は500円で1時間だった。
しかもインクを買ったら525円。ちょうどいい。
立体駐車場の3階に車を留め、通路を渡ると入ってすぐに
画材屋がある。
何も迷わずさっさと来ておけばよかった。



10代の頃によく来てたこの店、今でも全然変わってない。
ホルベインとかウィンザーニュートンとか、あの頃と
同じ位置に同じ商品が並んでる。
中学生に2000円の買い物は大きな決断だったロットリング
今では3200円するらしい。



高い金を出して買ったのに使いこなせず、結局100円の
ミリペンで枠線を描いてた。


最近の入門書をチラッと見たら、「漫画制作を全てデジタル化
するのは設備投資も必要だから無理としても、せめて枠線だけは
PCで引いてみたらどうでしょう、見栄えが全然ちがいます」
なんてことが書かれてた。
何でも機械でやる時代なのか。過去の知識がどんどん使えなくなる。


まあフォトショップなども12年前から使ってはいるので、まったくの
デジタル素人じゃないのだけれど。
でもフォトショの機能の1%も使いこなせていない。やっぱり苦手だ。