ダンクーガノヴァを最初から見た

マクロスFを全話一気に見たのが楽しくて、また何か見たくなった。
とりあえず適当に撮りっぱなしにしておいた中にダンクーガノヴァ全12話が
あったのでこれを見てみよう。


それなりに面白かった。
世間の評価はすこぶる悪い。それはわかる。
テンプレ通りの主要キャラ、詰めの甘い設定、余分な伏線と足りない伏線、
押し付けがましい萌えシーン、浅いパロディ、薄い展開。
昭和のアニメと2000年代のアニメの悪いところを混ぜたような作品だ。


でも葦プロのロボットアニメなんて昔からそんなものばかりだったじゃないか。
前作のダンクーガだってしょせん打ち切られた作品だし。


脚本家の首藤剛志氏が連載コラムで延々とこの作品の愚痴を述べてた。
現場がバラバラでとても名作など出来るはずもない環境だったらしい。
DVDが売れたら続編が作られるかもしれなかったけど、それは無いようなので
ホッとしたとか。
気の乗らぬ仕事をしなきゃいけないプロも大変だろうけど、それなりに
好きで見てるアニメを作ってる側がそれを好きでないというのもファンとして
なんとも寂しいことだ。



BS11あたりでまた放送してくれないものかな。
もう一回、みんなの意見を聞いてみたい。
穴は多いけれども、それなりに楽しめる部分はあったと思うのだが。