リリキュアGOGO!

俗・さよなら絶望先生が凄いことになってる。
1期目のアニメ化がわりと無難な出来上がりで、
しかし自分的には原作のイメージを壊さない
くらいだったら原作を読んでればいいじゃん
と思う原作付きアニメに辛い性格。
かといってげんしけん2みたいにアニメの独自性が
ダウン傾向に発揮されちゃうのもどうかって感じだし。


そんな不安の頭の上を一気に飛び越えて、「俗」はもう凄い展開。
いろんな方面からのパロディを折り込んだり、技法自体で冒険したり
もう好き勝手し放題。
わからない人は置いて行きますよとばかりの。


らきすたとかハヤテあたりを見てるときにも思ったけど、そんなに
パロディで固めちゃって、どこまでの視聴者を対象にしてるのか
よくわかんない。
まあ20年前、30年前に元ネタがあるものを見て理解してる気に
なってるかもしれないけど、実はここ10年以内の元ネタに僕が
気付いてないものもあるのかもしれない。*1
1997年以降のこの業界には本当に疎いんです。


何をやっても絶望先生だから許される、というところまで来てるの
かもしれない。
アニメってまだまだ奥が深くて計り知れないのな。
俗・さよなら絶望先生 第二集【特装版】 [DVD]

*1:実際これを書いた当時はまだハルヒを見てなかったので、杉田智和の声で「ポニーテール萌えなんだ」というわかりやすいネタに気付いてなかった。