眠れる惑星

サンデーGXで連載されてる陽気婢の「眠れる惑星」、好きな作家の
作品だから読んではいたけど途中から読んでたのでストーリーは
よくわからないままだった。
今日ブックオフで1巻を見掛けたので立ち読みで序盤の話を読んで
おこうかと思ったけど、面白くて急ぎ足の飛ばし読みで済ませるのは
もったいないので買って来た。

眠れる惑星 1 (サンデーGXコミックス)

眠れる惑星 1 (サンデーGXコミックス)

いいところで1巻が終わってる。
現在3巻まで出てるようだが古本屋で見つけるのは至難の業だろうな。
素直に新刊で買うべきか。
たぶん3巻まで読めば、サンデーGXを4ヶ月分バックナンバー保管してる
漫画喫茶も近所にあることだし、何とかなるだろう。


陽気婢は成人誌出身の漫画家。
当時からエロのためのエロに終始することなく、繊細なシチュエーション
作りが巧かった作家なので、一般誌でも通用する腕前はあるだろう。


しかし一般誌で描いてるこの作品、あいかわらず性描写がストーリーの
軸に関わって来てる。
本人も後書きで言ってる通り、中学時代の妄想をそのまま展開した感じ。
それがジュブナイルSFのような設定世界とうまいこと絡み合ってて
いい雰囲気を作ってる。
生ぬるい展開ではあるけど、こういうの好きだ。


なるべく漫画単行本は増やさぬよう、買ってもすぐ捨てて惜しくない
古本ばかり買ってたものの、どうやらこれはすぐにでも買って来なきゃ
気が済まなくなりそうだ。