センダイガールズ

女子プロレス新団体、センダイガールズプロレスリング(以下「仙女」)
の記事を週刊プロレスで読んだ。


女子プロレスは1968年旗揚げの全日本女子プロレス(全女)が長らく業界を
引っ張ってきてて90年代に入ると他団体化したが、老舗の全女が倒産、
人気団体だったGAEA JAPANも解散するなど、最近ではほとんど業界自体が
崩壊状態。
現在、選手たちは細かいプロモーションに分かれてて単発で興行は行われてる
ものの、それでは新人も育たないし業界自体も先細り。


その現状を打破しようと誕生したのが仙女。
みちのくプロレスの現在の社長である新崎人生が、解散したGAEAの里村明衣子
そのまま引退しようとしてるのを聞き、才能あるレスラーをただ引退させるのは
もったいないと相談をもちかけ、話し合っていくうちにこのような新団体の
設立に繋がった。


宝塚歌劇団が東京でも大阪でもなく宝塚市という、ちょっと郊外の都市で
ありながらそこから全国に発信し、ファンが宝塚市まで足を運んでる。
それと同じように、「女子プロレスなら仙台」というところまで育て上げたいと
構想してるそうだ。
面白い試みだ。里村は確かにいいレスラー。いい選手を育てて欲しいもの。


しかし仙台はほんの7〜8年前にベガルタ仙台がプロチーム化するまでは
プロスポーツは何も無かったのに、今やベガルタと仙女、それに野球の
東北楽天、バスケ・bjリーグ仙台89ersなど4つもプロスポーツがある
都市になった。
全国的にこういう地方拠点スポーツが育ってくれるのはいいことだと思う。
がんばれ仙女。