少女漫画

ガラスの仮面、42巻が出てたんだね。
自分がどこまで読んでたか自信がなかったから、帰宅して
確認してからあたらめて本屋に行ったときに買って来た。
ひどいもんですよ。
連載も長いこと休んではたまに描いて、しばらく描いたらまた
休んでを繰り返してる上に、この人単行本を出すときは手直しするんじゃなくて
全編描き直してるそうな。
それも焼き直しでなく、ストーリーを丸ごと改編してる部分もあったり。
そりゃ続刊がなかなか出ないはずだわ。
41巻から42巻が出るまで6年空いてたというけど、その半分の20巻あたりを
読んだのは確かまだ小学生だった20年以上前のことだと記憶してるし。
そんなマイペースで発行してるくせに、時代を取り入れようとしてるのか
写メールとかを話の小道具に使ってて、もう目も当てられない。
早く完結させる気になってくれないかな。
もうこっちとしては諦めてるとはいえ、やはり最後までは見ておきたいし。

NHKBS2で3日連続にて美内すずえの「ガラスの仮面」、
庄司陽子の「生徒諸君！」、青池保子の「エロイカより愛をこめて」
の特集。2夜目の生徒諸君だけ見た。
ずっと昔に読んだきりなのでストーリーは忘れかけてたけど、
丁寧な番組構成で細部まで思い出しながら見た。
ああ、マールが死ぬあたりの描写とかよかったなあ。ダイジェストを
聞いてるだけでも再び泣けてくる。
しかし後半は説教臭くなったり、鬱展開や強引な話が多くなってきたと
思ってたら、連載中に庄司陽子が精神的に行き詰まって入院・休載
してたそうな。なるほど。
そんな生徒諸君が今、教師編として再び連載してるそうな。
あの説教臭くなってしまったナッキーが教師をやるんじゃどんな話に
なってるのかなと検索してレビューを見たら、やっぱり評判悪い。
どうしようかなー、とりあえず読みたいけど買ってまで読む勇気はないし。

アニマックスでベルサイユのばら第1話を見る。
このチャンネルで何度も飽きずに繰り返し放送され
てるが、1話目を見るのは初めてだ。
いいな。少女漫画たるもの、このくらいのファンタジー感
があってこそわくわくさせてもらえるというもの。
池田理代子ってもう漫画は描かずに声楽の勉強とかしてると聞く。
漫画家は才能の切り売りみたいな商売だから、そうやって名作を世に
送ったら、すみやかに手を引いてくれるのがいちばんありがたい。