あまねガード

沼津駅の西側で線路をくぐって南北を繋いでた「中央ガード」が改良工事
のために半年間閉鎖されてて周辺道路が渋滞し、ずいぶん不便だった。
そのガードの工事が終わってようやく開通。
それに伴い、長年親しまれて来た「中央ガード」の名称を変更。
新たに「あまねガード」と呼ばれることになった。


あまね?何だろう、あまね。
明治時代の思想家、西周(にし・あまね)という人が由来らしい。
沼津兵学校の頭取で、この付近に住んでたとか。
「学術・科学・技術・芸術・哲学・主観・客観・本能・概念・観念・帰納
演繹・命題・肯定・否定・理性・悟性・現象・知覚・感覚・総合・分解」
これらの言葉は全て西周が外来の言葉を訳して作った言葉だそうな。


知らなかったけどまあ偉人の名前を付けるのは悪くない。
新名称の候補には他に「くぐりん」なんてのもあったそうな。
線路をくぐるからくぐりん。アホか。選考委員会もこんなのを最終選考まで
残してるんじゃねえ。
道案内するときに「くぐりんを越えたら信号を右折して・・・」とか言えるか。