高校生の頃ひとつ上の学年に好きな人がいて、まあまあ仲良く話すことも
できてて楽しかった。告白すれば付き合えたのかな、こっちの思い込み
だけだったのかな。
今となっては確かめようも無いけれど。


今の年齢になると1才上だとか下だとか、もうまったく関係ない。
いや当時を今から振り返ってみても、ひとつ上の人たちが別に大人びた会話を
してたとも思えない。
それでもなんか年上の人と話すのって不思議な高揚感みたいなのがあった。
今となっては味わえない感覚だ。今更もう10才上とだってタメぐちで話せる。


年下はどうか。年上と比べると話しやすい。高揚感は無いけれど。
高校時代に下級生とも遊んだが、そんなに面白いものでもなかった。
むしろ高校卒業後に3つから5つ下の連中と遊んだときの方が、なんとなく
年齢の違いが見え始めた年齢差で面白かった。
でもお互い20代になってみたら5つくらい下でも世代差なんてなくなっちゃった
けれども。


今ではネット越しに幅広い年代と交流できて、10才下とか15才下とかでも
普通に和やかに話したりする。
人と話すときにいちいち年齢を聞くでもないから、会話の内容で学校が
どうのとか話してたらああティーンエイジャーかとか推測するものの、
明確な年齢は知らぬままと言うか詮索もしないと言うか。
普通に仲良くなった子の個人サイトを閲覧に行き、プロフィールで
平成元年生まれとか書かれてたのも見たらもう、めまいしてくる。


平成元年といったらもう高2だった頃じゃん、つかそれだけ年が離れてても
何の不思議もなく会話できてる俺すげー、みたいな。
実際はすごいとかそんなんじゃなくて、精神年齢がその程度なだけなんだけど。