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新日本プロレスの木村健悟の引退試合をテレビ観戦。
30年以上のキャリアを持つ選手にしては番組内での扱いも
後ろ回しだったけど。
小学生の頃はプロレスごっこをすると、いつも僕は健悟役をやってた。
相手にボコボコにやられて、這いずりながらパートナーにタッチを求める役。
マードックに鼻へエルボーを入れられて、足をジタバタして痛がったり。

しかし長らくプロレス界にいながら、これほど逸話や武勇伝の無いレスラーも
不思議な存在だ。
そしてこれだけ長くやってるのに、辞めてもあまりファン的に痛くないレスラー
というのも何とも風情を感じると言うか。僕は好きでした。