「高校教師」が最終回。久々に毎週楽しみに見てたドラマだ。
いかにも野島ドラマらしく、抽象的でグズグズな最終回だったけどまあ
全体的には楽しめたドラマだった。上戸彩ソニンは可愛かったし。
10年前の「高校教師」も桜井幸子持田真樹が可愛かったが、総合的には
今回のドラマの方が楽しめたかなって思う。世間の評価は酷かったけど。


最終回終了後には来週放送される「池袋ウェストゲートパーク」の告知が。
ああこのドラマも好きだった。
稚拙でメッセージ性が希薄なドラマだったとしても、面白ければそれでいい。
ここ数年のドラマって中高生くらいの年齢で見たかったなと思わされるものが多い。
逆に僕が小学生頃に見てたドラマでも、もうちょっと高い年齢で見ればまた
感じ方も違かったかなって後で思ったものもある。


肝心の自分が高校生だった頃のドラマにいい印象は無い。
ちょうどトレンディードラマとかが全盛の頃だ。「世界で一番君が好き!」とか
「愛しあってるかい!」とか。それなりに見てたけど。
たまたま高校生くらいの感受性って難しいものだからそう感じたのかもしれないが
なんて中身の無いものを見せられていたんだろうと。


例えば金八先生で加藤が荒谷二中に殴り込む話とか、あれを14〜17才くらいの
間に見てるか見てないかでその人の20代から30代の人生って変わって来ちゃうと
思うんですよ。
10代のうちに「スクールウォーズ」で川浜高校の優勝に涙しないままに過ごして
来ちゃった人とは根本的な部分で分かり合えないと思うんです。


ただガンダムを見て育った世代同士で、今行われてる戦争を語ろうとすると、
それはそれでややこしい方向性の会話になっちゃうので、それもまた良し悪し。