川崎に住む姉が一週間の間、車が必要だと我が家所有の車を使うことになり、
先週に僕が川崎まで持って行き、そして今日引き取りに行きました。
ついでなので川崎・等々力競技場にて行われるサッカー天皇杯のチケットを
入手してから何時頃に行けばいいのかと聞くと、深夜12時過ぎだと。


昼の3時に試合が終わって、12時まで何してろというのか。
昔から僕と違って優秀な姉ではあったけど、時間の感覚だけは弟以上に
欠けているのです。
仕方ないから多摩センターにモノレールに乗りに行ったりとかしてヒマを
潰してたけど、こんな日に限ってもう寒くてたまらん。


結局12時半頃に車を受け取って国道1号線を沼津に向かう。
東京方面に車で行くことはよくあるけど、たいてい使う道は東名高速
国道246号なので、普段と違う道はそれなりに楽しい。
まして日曜深夜で走ってる車も少ない上に、とうとう雪まで降り出した。
沼津じゃ雪なんてせいぜい3年に一度しか降りません。
何やら気分が高揚してきます。
ラジオを付ければ飯島真理マクロスの思い出話とかいちゃってるんですよ。
尚更、違和感だらけの現状に高揚は高まります。
高揚したせいか、雪で視界が悪いせいか、国道1号なんていうメジャー道路を
通ってるにもかかわらず道に迷っちゃう始末。
こうなってくると道に迷うことさえ楽しい。気付いたら保土ヶ谷バイパス
乗ってたので、そのまま知ってる道路である中原街道へ降りて西へ。


ところが平塚まで来ちゃうと雪は雨に変わり、ここから先の道は迷う心配も
無いほどによく知ってる一本道。
なんかもう急激に冷めて来ちゃって、ラジオも日曜の真夜中じゃ放送を終えてて
まるで祭りの終わった次の日のように寂しさと虚しさでいっぱいに。
熱函道路で山越えするときに再び雪に襲われちゃって、今度はもう高揚なんて
感じることも無く、ただ虚しさに追い討ちされるような気持ちで家に辿り着いた
のが午前4時。
すぐに眠りにつきました。寂しいときは眠るに限る。