FC KYOKEN京都が存続の危機を迎えてます。
関西唯一のJFLチーム。経営困難でリーグ加盟費を去年は何とか分割で
払わせてもらって難を逃れたものの、今年もその加盟費の捻出の目処が
立ちません。9月までに1000万円が払えなければリーグ脱退・解散となる
かもしれないと言うのです。


JFLはJ1・J2のそのまた下のリーグ。totoのおかげでJ2の名前もようやく
メディアに載るようになっては来たものの、その実態は一般に浸透してない。
そんなJ2より更にひとつ下のリーグ。アマチュア最高峰リーグと銘打っては
いるものの、しょせんマイナーリーグ
しかし選手個々のレベルはJ1にも負けていません。アジアカップウィナーズ杯で
ハットトリックを決めたことがある日本人は我らがジヤトコの松橋だけなんですよ。
かつてマリノス木村和司の後継者と呼ばれた男がプレイしてるリーグなのです。


KYOKENはスポンサーだった京都研究社も離れ、まったくの市民チームとして
運営されてます。資金難で、遠征には監督がバスを運転して宿泊無しの
直行直帰で行ってるそうです。
京都・太陽が丘で行われた試合を見に行ったら、選手たちが売店に立って
チームグッズの販売をしてました。入場券販売など全てのスタッフは市民の
ボランティアです。みんなでチームをサポートする、温かい運営に支えられてる
チームです。こういうチームが生き残ってこその百年構想じゃないですか。


KYOKENのホームゲームは京都府宇治市で行われてます。
行ける範囲に住んでる人はぜひとも観戦しに行ってやってください。
公式HPで配布してる割引券を使えば700円で観戦できます。
次節は6月30日(土)14:00、ソニー仙台戦です。
てゆっかウチの試合にも来て下さい。企業がバックに付いてるジヤトコでも
観客不足は切実です。富士までどうぞ来て下さい。その次の週は浜松・都田です。