小松左京さん80歳

好きなジャンルと聞かれたらSFと答える。
そのわりにSFを全然読んでいない。
星新一眉村卓新井素子くらいしか読んでいない。


コマツやツツイはまず通らなきゃいけない道でしょうと人が言う。
避けてたわけじゃないけれど、タイミングが合わなかった。
日本沈没も首都喪失もさよならジュピターも先に映画を見てしまったので
小説に手が伸びなかった。


僕が影響を受けた人には、小松左京に影響を受けてる人がけっこういる。
影響の孫世代になるわけだ。
しからばいつかちゃんと小松左京を読んでおかねばならないだろう。
そんな義務感で読むべきものでも無いだろうけど。




そう、義務感で高校生のときに「SFを読まなきゃ!」とか思い立ち、
選んだのがペリー・ローダンだったのがそもそもの間違いだった。
あと「鋼鉄都市」や「幼年期の終わり」も読んだ。


結論としては、海外モノは肌に合わない。


文学も太宰治夏目漱石はけっこう読み込んだけれども、ヘッセや
ドストエフスキーはよくわからなかった。
翻訳家を通してしまうと、言語の魅力が1ジゴワットも伝わらない。