The有頂天ホテル

三谷幸喜の「THE有頂天ホテル」を見てきた。
面白かった。
映画館で、同じタイミングでみんなと一緒に笑う楽しさを
久々に体感した。
混んでる映画館自体が久し振りなのだが。


最初から最後まで笑いっぱなしなんだけど、それでいて
幸せな気持ちになれるラストで、見終えたあとの充実感が
なんとも心地良い。


三谷のテレビドラマはよく見てたけど映画は全然見てなくて、
こないだスカパーでやってたから録画しといたのを昨夜に
なってから2本続けて見た。
1本目は「これ舞台でやれるんじゃない」といった感じで、
2本目は「これテレビで足りるでしょう」と思ったけれども
今日見た「THE有頂天ホテル」でようやく三谷が映画監督に
なったという印象。


大勢の登場人物が平行して動いてて特定の主人公がいないから
軸がなくて散漫だとかそういう不満点もないこともないけど、
それを補って余りあるエンターテイメント感。
映画館に見に行ってよかったと納得できる作品だった。


しかしせっかく大晦日を舞台にしたこの作品を、何で12月に
上映できなかったかな。
また年末になったらDVDでも借りてきて見直したい映画だ。