オリンピックがはじまった

日本選手団

オリンピックの開会式が好きだ。いよいよ始まる高揚感。
国の特色を見せたセレモニー。
ミュンヘン終了直後に生まれて、4歳のときのモントリオール
は記憶に無く、モスクワは前煽りは激しかったのに結局
ボイコットで見れず。
'84年のロス五輪が初めて見たオリンピックなのだが、何せ商業五輪の
始まりと言われたロスだったし、派手だなあとは思ったけど特に感動は
しなかった。


そんなわけでオリンピックって凄いなあと最初に感じたのは高1のときに
見たソウル五輪
チャムシル競技場で行われたテコンドーの大パフォーマンスは、今でこそ
見たら複雑な評価を受けるのかもしれないが、当時は純粋に感動した。
かろうじて東側の共産諸国がまだ健在だった頃だから、東西の国家の威信
を賭けた闘いに五輪の雄大さと世界の広さを感じた。
それ以来、バルセロナアトランタシドニー、常に欠かさず見てる。


開会式では統一コリアの合同行進が感動的だったシドニー、聖火を最後に
点火するのがあっと驚くモハメド・アリだったアトランタなんかが印象に
残ってる。
しかし30年以上生きてきて、まだ生で見た五輪が今回で5回目か。ロスは
あまり印象に残ってないから除くとして。
そんな希少価値だからこそ五輪の格というものがあるのかもしれない。
とりあえずこれから2週間余り、楽しい毎日が始まる。