21日である。このへんで夏休みの残り少なさに、かなり焦りが来る。
残る休みがまだ10日もあるんで、まだまだ全然楽しんでおけばいいのに
海も行く時期じゃなければイベントも特に無い。
部活も無いし友人との連絡も取れないから遊びに行くでも無し。
今は携帯があるから連絡も取り易いだろうけど、昔はその限りじゃ
なかったからね。
夏休みの宿題はいつも踏み倒してたから、宿題に興じるでも無く。
「夏休みは終わらない」でも口ずさみながらひとり自転車で残暑の空を
眺めて中伊豆をぶらぶらしてた。行くあても無く、ただ何となく。
どうにもヒマの生かし方の下手なあの頃だった。
寒い地方じゃもう夏休みが終わっちゃうんでしょ?そういうとこの人は
どうなんだろね。もう1週間早くこういう気持ちが来てたかね。
いややっぱ40日間っていう長丁場だったからこういう不思議な感覚にも
襲われてたかね。しかし40日って今更ながら豪快に休んでたわな。
夏だからって失うべきものを失えてたわけでもなかったのに。